転職の方向性が定まり、いよいよ応募スタート!
でも、ここで焦って闇雲に応募してしまうと、ミスマッチや選考落ちのリスクが一気に高まります。
30代の転職は、「選ばれる側」だけでなく「選ぶ側」の視点も重要。企業を見極め、自分の強みを伝える準備が成功を分けます。
この応募編では、求人探しから書類作成、転職サイトの活用法まで、今すぐ実践できるノウハウを8つのポイントで解説します!
1. 会社にバレずに転職活動を進める方法!在職中に動くコツ
在職中に転職活動をする場合、「会社にバレたらどうしよう…」という不安がありますよね。
▼バレないための工夫:
- 履歴書・職務経歴書に現職企業名を明記しすぎない
- スカウト・エージェントは「現職に連絡禁止」と設定
- 面接は有休・リモート勤務日を活用して調整
円満退職に向けて、慎重に進めるのが大人の転職です。

2. 30代に求められるスキルと経験とは?
企業が30代に期待しているのは、「即戦力」と「自走力」。
新人育成ではなく、チームの中核としての活躍を前提としています。
求められるスキル例:
- マネジメント経験(プロジェクト管理・後輩育成)
- 業界特有の専門知識・技術
- 論理的思考・コミュニケーション力
アピールする際は「何をして」「どう貢献したか」を具体的に伝えましょう。
3. 転職サイト・エージェントの使い分け方
転職サービスには大きく分けて以下の3タイプがあります:
サービス種別 | 特徴 |
---|---|
転職サイト(リクナビNEXTなど) | 自分で探して応募できる自由度◎ |
転職エージェント(doda、パソナなど) | 非公開求人や書類添削サポートあり |
スカウト型(ビズリーチ、ミイダスなど) | 企業やエージェントから直接オファーが届く |
目的やフェーズに応じて、上手に使い分けるのがコツです。
4. ブラック企業を見抜く!求人票チェックのコツ
求人票には、表現をよく読めば「危険サイン」が隠れています。
▼よくあるブラックサイン:
- 「アットホームな職場」ばかり強調
- 月給の内訳に基本給が少ない(=残業代で水増し)
- 年間休日が少ない or 記載なし
- 離職率・定着率に言及がない
5. 応募先の選定|求人を見極める3つのポイント
「たくさん応募すれば当たる!」という戦略は30代では通用しません。
求人を選ぶときは、次の3つの軸で見極めるのがポイントです。
- 企業の成長性・安定性(業界の将来性・売上推移)
- 自分のスキルが活かせるか(ミスマッチを防ぐ)
- 希望条件と合っているか(年収・働き方・勤務地など)
数より質。厳選した応募で内定の可能性を高めましょう。
6. 30代の職務経歴書の正しい書き方【実例テンプレ付き】
30代になると、職歴も増えてくるため、「ただ並べるだけ」の職務経歴書ではアピール力が弱くなりがちです。
ポイントは「成果ベース」で書くこと。
- 【NG例】営業職として3年間勤務
- 【OK例】新規開拓で前年比130%の売上達成、MVP受賞
実績×数字×役割を意識して書くと、ぐっと説得力が増します。テンプレを活用しながら、自分らしい経歴に落とし込みましょう。
7. スカウトを最大限に活かすプロフィールの作り方
スカウト型サービスでは、「職務経歴」の書き方次第で届くオファーの質が変わります。
▼ポイント
- 実績は数字で明記
- 希望職種や業界も具体的に
- 使用ツール・資格・スキルセットを網羅的に記載
「読みたくなるプロフィール」を意識すると、企業からのアプローチが増えます。
口コミサイト(openwork・転職会議など)も併用して、リスクを減らしましょう。
8. 「希望年収」はどう書く?リアルな相場感の出し方
「希望年収をどう伝えたらいいの?」と悩む30代は多いです。
▼基本の書き方:
- 直近の年収+α(5〜10%アップ)を目安に
- 「現年収○○万円。経験・スキルを活かし、○○万円を希望」と記載
- 明確に書かず「応相談」とするのも選択肢
相場を把握するには、doda・ビズリーチなどの「年収診断」機能も便利です。
まとめ:30代の応募は“戦略的に選び、的確に伝える”がカギ!
求人選びから書類作成まで、応募フェーズは「量より質」で勝負。
あなたのスキルと価値観に合う企業に出会うために、情報収集と準備をしっかり整えていきましょう。
次回は【選考編】として、面接や試験対策をお届け予定です!