転職活動が職場にバレるとリスクに?会社にバレない転職活動の進め方

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まずは前提として、転職活動は退職後ではなく在職中におこなうことが基本です。

収入のない中での就職活動は、焦りから思うような企業に就職できないことに。

だからといって、その活動が社内に知られると、よくないことがおこります。

後ろ指を指されるだけでなく、ボーナスへの影響や、不当な扱いを受けるリスクがあります。

こうした不安を解消し 、会社に気付かれずに活動できるようこの記事を書きました。

「やるべきこと」と「やってはいけないこと」の両面から紹介します。

目次

転職活動が職場にバレたらどうなる?

転職活動が会社にバレてしまった場合、思っている以上に影響が大きくなります。

法的には「転職活動自体」で解雇されることはありませんが、やり方によっては以下のような処分やリスクがあります。

懲戒処分のリスクがある

就業時間中の転職サイト閲覧や社用PCでの応募書類作成・SPIの勉強などは、就業規則違反として懲戒の対象となる可能性があります。

減給や出勤停止といった処分を明記している会社もあるため、会社の中ではしないほうがいいです。

職場での居心地が悪化する

上司・同僚から「裏で転職活動をしている」というレッテルを貼られ、詮索や噂話の的にされることもあります。ぼくはありました。

急に会話が減ったり、昼ご飯や飲み会に誘われなくなったりと、精神的ストレスになります。

人事評価が下がる

転職活動が発覚すると、「近々辞めるつもりの社員」とみなされ、評価が大きく下がる可能性があります。

直近のボーナス査定にも響くことになるかもしれません。

業務から外されるリスクがある

「辞める人に大事な仕事は任せられない」と判断されると、プロジェクトの中核などやりがいのある業務を外される可能性があります。

早期に引き継ぎメンバーを探す動きが出ると、自身の担当範囲がどんどん縮小し、モチベーション低下にもつながります。

引き止めや転職活動の妨害をされる

特に優秀な人材の場合、「辞められると困る」として会社側が引き止めてくることもあります。

業務量を増やして転職準備を妨害されること可能性もあります。



これらのリスクを防ぐには、バレないようにするしかありません。

具体的にどんな対策を取ればいいか解説していきます。

在職中の転職活動でのルール

今の会社にバレずに転職活動を進めるには、以下のルールを意識するといいです。

現職の業務をおろそかにしない

勤務中は転職活動のことを忘れ、られません。全力で仕事をこなします。

転職活動は自分の時間で進めることで、悟られずに進められます。

勤務時間外に活動する

求人検索やエージェントへの連絡は休憩時間や退勤後にします。

勤務時間中のスマホ利用や面接日程調整の電話はリスクが大きいですが

少し外に抜け出せるような職場なら外で連絡しましょう。

会社の資源を使わない

社用パソコン・スマホ・メールは転職活動に使わないこと。

ログに転職活動の痕跡を残さないようにして、あとで問題にならないようにします。

応募書類は自分の端末で作成し、印刷も自宅やコンビニでしましょう。

口が滑っても言わない

同僚に相談したくなる気持ちはわかりますが、一度話すと社内で噂が広まるリスクがあります。ぼくです。

不安なときは家族や転職エージェントだけに相談しましょう。

有給休暇の取得計画を立てる

休みすぎると怪しく感じられるため、転職活動以外では休みを取らないようにしましょう。

複数の面接を同日実施するなど工夫し、「私用のため」とだけ伝えるのが無難です。

平常心を保つ

面接後、絶対受かったと妄信してしまい、思わず「もうすぐやめる」と言ってしまわないように。

合否連絡を待つとソワソワしがちですが、職場では常に冷静にしてください。

職場ではいつもどおりのふるまいで通しましょう。

転職サービスを会社にバレずに使う

ポイントは「初期設定」と「通知管理」だけ。
これさえ押さえれば、今の職場に知られず求人情報を集められます。

ブロック機能を設定する

  • スカウト型サービスは企業ブロックをON
    • 今の勤務先
    • 主要取引先
      自分の会社に応募情報がいかないように
  • 氏名が伏せられていても、職歴で身バレする
    “見られたくない会社”は登録しましょう。

公開情報は必要最小限にする

  • Web履歴書に 社名・部署名は書かない
    • 例)「外資系 IT 企業」「業界大手メーカー」
  • プロジェクト名や売上数字なども避ける。
    詳細は面接で直接伝えましょう。

通知はオフ、電話はメールに切り替える

  • スマホのプッシュ通知をOFF
    • ロック画面に「◯◯転職エージェント」など出ないように設定
  • エージェントには
    • 「勤務時間中はメールのみ」
    • 「電話は 18 時以降」
      と明確にリクエストしておく。

信頼できる大手だけを使う

  • 大手サイト・エージェントは同意なしの情報提供を一切しません
  • 不安なら担当者に
    「今の職場には漏れませんよね?」と確認。

SNSに転職系の発言をしない

  • X・Instagramに転職系ワードは投稿しない
  • 同僚と繋がっているアカウントでは一切発信しないのが安全です。

日程調整や面接当日のポイント

在職中の面接はスケジュール調整がとても難しいので、以下のポイントを押さえて進みましょう。

就業時間外を狙う

平日18時以降や土日に面接を依頼してみます。

複数社ある場合は同日にまとめ、有給や早退の回数を最小限にします。

しかし、土日や勤務後の時間帯に面接ができるということは、その会社に入社できても、同じように土日に働かないといけないということなので、副業には向いていない会社かもしれません。

遅刻・早退の理由を準備する

早退・遅刻時は「私用のため半休取得」と簡潔に伝えます。

突っ込み対策として「役所手続き」「家族行事」など無難な理由を複数用意します。

短期間で同じ理由が続かないよう注意します。

服装チェンジを工夫する

朝は普段の仕事着で出社し、面接会場に行く前にスーツに着替えます。

車通勤の場合は車に、電車通勤の場合は駅のロッカーに着替えを入れておきましょう。

帰りも同様に普段着へ戻せば、あやしまれないでしょう。しんどいですが。

連絡は周りを確認してから

面接後のフィードバックや日程調整の電話などは、人目のない場所でおこなうと安心です。

万が一バレてしまったら

それでも万が一バレてしまった場合は

後輩・同僚に気付かれた場合

「実は先を見据えて情報収集している」

「今は全力で現職に貢献するから安心して」

「周りの人には黙っていてほしい」

の3点を伝えます。

上司に問い詰められた場合

正直に前向きな理由を伝えることも検討しましょう。

「将来的に◯◯にチャレンジしたくて情報収集しています」

といった前向きな気持ちを示せば、上司も必要以上に否定的にはならないものです。

引き止めにあっても慌てず、提示された条件を冷静に比較検討して決断しましょう。

感情的にならず、あくまで

「現職への責任は最後まで果たす」

姿勢を崩さなければ、大きなトラブルには発展しにくいでしょう。

まとめ

在職中の転職活動は、毎月の給与が保証されているので、生活や心にゆとりをもっておこなえる反面、「絶対に職場にバレないように動く」という強い意志と工夫が求められます。

今の職場に知られないよう十分注意を払いながら、“次のステップ”へと踏み出しましょう。

応援しています。

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