副業を始めたい(始めた)けど、周りにバレないか心配な方、必見です!
ネット記事やYouTubeなどでは、「確定申告書で自分で納付欄にチェックを入れたら大丈夫!」
とよく言われています
確かにそうなのですが、安心するのはまだ早いです
それだけでは足りない理由を解説していきます
確定申告書の中身を見るのはコンピュータと人間です
自分で納付にしっかりとしてくれるかどうかは
このコンピュータと人間にかかっているわけです
副業がバレないためにできることを確定申告側から説明していきますね
この記事で伝えたいこと
- 確定申告はeTAXで電子送信すること!
- 市役所に電話で確認すること!
住民税で会社にバレるってどういうこと?
住民税とは
そもそも住民税って何?
前提として住民税は地方税、所得税は国税です
住民税は地方税というだけあって、市役所が決めるものです
ちなみに、所得税の管轄は税務署です
- 住民税の担当・・・市役所
- 所得税の担当・・・税務署
住民税の金額はどうやって決まるのか
住民税の金額は市役所が決めると書きました
どうやって決めているか説明します
まず市役所は、あなたが稼いだ情報をいろいろな所から集めます
- あなたが働いている会社が発行する給与支払報告書
- あなたが提出した確定申告書
- ふるさと納税のワンストップ特例通知など
1月から12月の間にあなたが稼いだ金額などを集計し、市民全員の住民税を決めていきます
住民税が決まったらどうなるの?
市役所は1月〜4月の間に、たくさんの情報を収集し、4月〜5月頃に住民税を決定します
それからあなたの会社に住民税の金額を知らせる通知を送ります
会社は通知の通りに、あなたの給料から毎月住民税を天引きしていきます
会社はどうやって副業に気づくの?
会社の給料担当者はあなたの住民税の金額を見て「うんうん、こんなもんだな」と思います
しかし、あなたの副業が大成功して、住民税の金額が爆上がりしていたらどうでしょう
給料担当の方は「え?」となり上司に相談したり、あなたを呼び出して、いろいろ聞かれるかもしれません
こんな感じで副業が会社にバレます
バレないようにするにはどうすればいい?
では、バレないようにするにはどうすればいいでしょう?
自分で納付を選択する
確定申告書の「自分で納付」欄にチェックを入れます
これをやれば、副業で稼いだ部分の住民税は、会社で天引きではなく、自分で納付することになるので会社にバレることはありません
しかしこれは市役所でしっかりと自分で納付になっていたらの話です
どういうことか次の見出しで説明していきます
eTAXで電子的に確定申告書を送信すること
確定申告書を紙ではなくて、スマホやパソコンで完結させることです
スマホやパソコンから送った場合、データを受け取った市役所は、コンピュータに入れるだけで、自動で自分で納付に切り替えてくれます
しかし、電子的に送信せずに、郵送や手渡しで申告した場合は、市役所の職員は目で確認し、手で入力することになります
市役所の職員も人間です
特に市役所の税務担当は確定申告の時期からめちゃくちゃ忙しくなります
毎日膨大な数の確定申告書が届く中、ミスひとつなくこなすのは無理があります
あってはならないことですが、自分で納付欄を見落とす可能性は0ではありません
対応策は
市役所に電話確認すること
自分で納付にチェックしたけど、不安な方は市役所に電話するのがいいでしょう
電話をするポイント
- 時期は4月中旬ごろ(市役所によって多少の前後あり)
- 自分で納付になっているか聞く
- 副業を会社にバレたくないと伝えてOK
激務真っ只中ですが、こころよく答えてくれるでしょう!
心配性な方や、本気で副業を知られたくない方は、ここまでする必要があります!
自分で納付にチェックし忘れたんだけど?
確定申告期間中ならいつでも出し直しOKです
最後に送った確定申告が優先されます
データは上書きされるとは思いますが、これも不安な方はやはり電話がいいです
申告期間が過ぎていても、申告書を出し直して市役所に電話してみましょう!
対応してくれる場合もあるでしょう
まとめ
住民税は市役所が決めて、会社に金額を通知します
その金額が極端に大きかったりすると、給与担当の人に気づかれてしまうリスクがあります!
回避するには、確定申告書で自分で納付を選択!
申告するときはPCやスマホで電子的に送信しましょう
郵送や手渡しの場合は、4月中旬ごろに市役所へ電話確認
申告期間内なら何度でも提出可能
不安なら電話が一番です!
副業がバレるリスクを0に近づけましょう!
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