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エスクリプトエナジー(5721)銘柄分析(旧エス・サイエンス)

本記事は投資情報の分析・記録を目的としています。特定銘柄の購入・売却を推奨するものではなく、投資勧誘を目的としていません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

₿ 銘柄分析

エスクリプトエナジー(5721)
銘柄分析

旧エス・サイエンス。BTCトレジャリー事業・グリッド事業・アドバイザリー事業の3本柱で急成長を目指す小型株。

この記事は随時更新しています。追加してほしい内容・気になる点はコメントいただけるとうれしいです。
投資判断はご自身でお願いします。この記事は情報提供のみを目的としています。
銘柄概要
証券コード
5721
市場
東証スタンダード
最新株価 (5/29)
¥70
直近高値
¥124 (2026/4/8)
社名変更
2026/4/1
BTC保有(累計)
296.24 BTC
3つの事業軸(中期経営計画)
BTCトレジャリー事業
ビットコインを戦略的トレジャリー資産として活用し、中長期的な企業価値の最大化を目指す。
現在: 296.24 BTC(約50億円)
2029年目標: 5,132 BTC
2029年3月期売上予想: 138億円
グリッド事業
系統用蓄電所を全国展開。AIで充放電を自動制御。実業収益としての安定性を担う柱。
各年度6箇所ずつ展開
第1号: 長州周南(2026/4/7着工)
第2号: 薩摩伊佐(2026/6月着工予定)
2029年3月期売上予想: 29億円
🤝
アドバイザリー事業
関与先企業に戦略設計・資本投資・IR支援を一体で提供。暗号資産・AIデータセンター分野で外部企業と組む「アドバイザリー投資」で成長を拡大。
UAE: 法人設立延期(時期未定)
SDS HD提携: 2026/4/20(約14億円投資)
太洋物産投資: 2026/4/24(約3億円)
環境フレンドリーHD投資: 2026/5/21(約13億円)
2029年3月期売上予想: 52億円
株価推移チャート
(2025年1月〜2026年5月)
0112225337450AprMay’26Jan’26OctJulAprJan’25年初来高値 ¥422¥70
月次終値ベース(年初来高値は2025年6月17日の¥422)。
タイムライン
2025年1月〜3月
2025年1月
三崎優太氏エスサイエンス株を購入(youtubeより)
2025年1月30日
代表取締役社長を品田守敏氏→久永賢剛氏へ
2025年3月11日
筆頭株主がKAY LEO BROTHERS LIMITED(セーシェル)へ異動。大株主構成が大きく変わる。
2025年3月17日
暗号資産投資事業の開始を発表(7月からビットコイン事業開始予定)。翌日から株価が急騰。▲S高 ¥30→¥60
2025年3月28日
第1波の高値¥129を記録。BTC事業への期待が株価を押し上げた。
2025年4月〜6月
2025年4月
三崎優太氏エスサイエンス株を売却(youtubeより)
2025年4月24日
三崎優太氏が「クリプトアセット事業開発担当室長」に就任
2025年5月12日
ビットコイン購入枠として5億円の上限を設定。BTC戦略が具体化し始める。
2025年6月5日
株主総会招集通知で三崎氏が650万株保有していたことが判明。▲S高 ¥82→¥112
2025年6月9〜17日
連日の急騰で上場来高値を更新。6/17に¥422の年初来高値に到達。この間に複数回のストップ高を記録した。年初来高値 ¥422
2025年6月27日
定期株主総会。定款変更により「暗号資産の投資および運用」を正式に事業目的へ追加。
2025年7月〜9月
2025年7月1〜2日
三崎氏が保有株売却を公開。株価が¥315→¥235(S安)→翌日¥155(S安)と2日連続ストップ安。▼連続S安
2025年8月14日
第1四半期決算でPTSで急落。しかし翌日から上昇転換し第2波の起点となる。
2025年8月18日
第8・9回新株予約権発行+上限100億円の社債発行枠を発表。調達資金全額をBTC購入に充てると宣言。▲翌日S高
2025年8月26日
初のビットコイン購入(約5億円、平均単価約1,626万円/BTC)。実際のBTC取得が始まる。₿ 初BTC購入
2025年8月30日
三崎氏のYouTubeチャンネルでエスサイエンスの動画 第1弾を公開。翌営業日S高。▲翌営業日S高
2025年9月1日
ビットコイン投資枠を5億円→96億円へ大幅拡大。▲S高
2025年9月9日
BTC追加購入(約25億円、平均単価約1,653万円/BTC)。累計30億円超に。₿ 累計約30億円
2025年9月19日
BTCC社と業務提携を発表。
2025年9月20日
三崎氏のYouTubeチャンネルでエスサイエンスの動画 第2弾を公開。
2025年10月〜12月
2025年10月2日
BTC追加購入(約20億円、平均単価約1,750万円/BTC)。累計約50億円・296.24 BTCに到達。₿ 累計296 BTC
2025年11月14日
第2四半期決算。スマートDX事業の廃止を決定。BTC・グリッド・アドバイザリーの3本柱に集中。
2025年12月1日
東京証券取引所による「公表措置」が実施。⚠ 公表措置
2025年12月15日
「エスクリプトエナジー」への商号変更・BTC投資枠を1,000 BTCに拡大・第10回新株予約権(株主割当・無償)の発行を決定。▲S高
2026年1月〜現在
2026年1月13日
第10回新株予約権の行使価額が¥106に確定(行使期間: 4/1〜6/30)。
2026年1月20日
中期経営計画(2026〜2029年)を公表。BTC 5,132枚・売上224億円目標を数値で示した。📋 中計公表
2026年1月26日
三崎氏のYouTubeチャンネルでエスサイエンスの動画 第3弾を公開。
2026年1月27日
株主優待制度を導入。一定株数以上の保有者にBTCを付与する抽選方式。
2026年2月13日
系統用蓄電所の土地・設備契約を締結(第1号 長州周南・第2号 薩摩伊佐、各約5.8億円)。同日、組織変更・人事異動を発表し「トレジャリー/アドバイザリー/グリッド」の3事業部体制へ再編。
2026年3月25日
エスサイエンスのYouTubeチャンネルで臨時株主総会の動画を公開。
2026年3月27日
UAE(アラブ首長国連邦)法人設立の延期を発表。現地申請手続と渡航中止勧告が理由で、設立日・事業開始日は未定。⏸ 延期
2026年4月1日
正式に「エスクリプトエナジー株式会社」へ商号変更。🏢 社名変更
2026年4月2〜6日
株価が急落。¥113→¥88まで売られる。出来高を伴う下落で短期需給が悪化。▼急落 ¥113→¥88
2026年4月7日
長州周南蓄電所(系統用蓄電所 第1号)の着工を発表。グリッド事業が実際に動き出す。アグリゲーターとしての東京ガスと委託契約。▲S高 ¥88→¥118
2026年4月20日
SDSホールディングス(1711)への約14億円のアドバイザリー投資と業務提携を決定。暗号資産・AIデータセンター分野で連携。🤝 アドバイザリー投資
2026年4月24日
太洋物産(9941)への約3億円のアドバイザリー投資を決定。太洋物産第6回新株予約権(行使価額修正選択権付)の一部を引受け、宅配ピザ「ナポリの窯」を中核とした飲食事業への参画を通じて成長機会の獲得を狙う。行使価額¥1,215、下限¥675。🤝 アドバイザリー投資
2026年4月30日
ビットコイン株主優待の抽選完了。3月末基準の株主を対象に総額2,000万円規模(50名×10万円相当・100名×3万円相当・1,200名×1万円相当)の当選者へ案内発送。受取手続は5/1〜6/15、BTC付与は6月下旬予定。🎁 優待抽選完了
2026年5月14日
2026年3月期 通期実績を公表。売上高1,441百万円(前回予想998百万円を上回る。北海道不動産売却404百万円が寄与)。一方、暗号資産評価損1,863百万円を含む営業外費用2,379百万円を計上し、当期純損失は△2,529百万円(前回予想△1,448百万円から拡大)。なお評価損は期末時点の会計上の評価であり現金収支への直接影響はないと明記。▼ 純損失拡大
2026年5月14日
第10回新株予約権の4月行使状況を公表。4月の行使数795,564個(行使割合0.45%)、交付株式数1,988,908株。4月末時点の発行済株式総数は177,134,657株。行使期間は6月30日まで。▼ 希薄化進行
2026年5月21日
株式会社環境フレンドリーホールディングス(東証グロース:3777)へ約13億円のアドバイザリー投資(第23回新株予約権引受)と業務提携を決定。マイニング・蓄電池・AIデータセンター事業での連携を検討。現時点では具体的な事業実施の最終決定ではなく今後の協議で具体化予定。🤝 アドバイザリー投資
BTC取得進捗(2025年12月時点)
2029年目標: 5,132 BTC
進捗 5.77%
296 BTC
残り 4,836 BTC
現在保有
296.24 BTC
投資総額
約50億円
平均取得単価
約1,688万円
2029年目標
5,132 BTC
中期経営計画(2026〜2029年)
事業2027年3月期2028年3月期2029年3月期
₿ BTCトレジャリー事業35億円62億円138億円
⚡ グリッド事業8億円20億円29億円
🤝 アドバイザリー事業17億円34億円52億円
全社合計65.5億円121.5億円224.6億円
BTC積立目標想定投資規模
2027年3月期+1,500 BTC約200億円規模
2028年3月期+800 BTC約150億円規模
2029年3月期+2,300 BTC約450億円規模
累計目標5,132 BTC800億円規模
※BTC価格はARK Invest「Big Ideas 2026」を根拠としています
今後のスケジュール
2026年4月
長州周南蓄電所 着工済み(4/7)
SDS HD アドバイザリー投資決定(4/20)
太洋物産 アドバイザリー投資決定(4/24)
2026年5月
通期業績発表(5/14)✓
第10回新株予約権 4月行使状況公表(5/14)✓
環境フレンドリーHD アドバイザリー投資決定(5/21)✓
BTC優待 当選者へ付与(6月下旬予定)
2026年6月
薩摩伊佐蓄電所 第2号着工予定
第10回新株予約権 行使期限(6/30)
2026年7〜9月
通期決算発表
BTC追加購入の可能性
2026年11月
長州周南蓄電所 第1号完工・引渡
グリッド事業 初の実売上発生へ
2027年2月
薩摩伊佐蓄電所 第2号完工・引渡
⚠️ 第10回新株予約権について:行使価額¥106、行使期間2026年4/1〜6/30。行使方法: ①指定口座へ行使金振込 ②行使請求書を郵送 → 10営業日目頃に証券口座へ反映。株価が¥106を下回っている場合は行使しても利益が出ないので注意。
リスク要因
BTC価格変動リスク
事業の主軸がBTC保有。BTC価格が下落すると業績・株価に直撃する。価格変動が非常に大きい資産クラス。
📉
希薄化リスク
新株予約権・社債でBTC購入資金を調達している。行使のたびに株式数が増え、既存株主の持分が薄まる。
🏗
グリッド事業の進捗リスク
土地取得・許認可・建設スケジュールの遅延リスクがある。
🌍
UAE事業リスク
世界情勢によりUAE法人は未設立だが事業開始は6月予定としている。海外事業の不確実性は高い。
規制・開示リスク
暗号資産規制の変動リスク。2025/12の東証「公表措置」のような開示問題も注意が必要。
💧
流動性リスク
東証スタンダードの小型株。出来高が少ない日もあり、大きな売り注文が出ると株価に影響しやすい。
見解
エスクリプトエナジーは、ビジョンが明確な銘柄だと思っています。「BTCを5,132枚持つ」という目標、「グリッド事業が下支えする」という構造、どちらも筋が通っている。そして未知数なのがアドバイザリー事業です。能勢さんの力量にかかっています。

ただし大きなリスクがあります。BTC価格が下がれば業績も株価もダメージを受ける。新株予約権を発行するたびに希薄化は起きる。希薄化を受け入れてでもBTCを買い続ける戦略が正解かどうかは、最終的にBTC価格次第です。

グリッド事業は絵に描いた餅ではなく、2026年4月に着工が始まり動き始めました。この実業部分がどこまで育つかが、BTCトレジャリー事業の不安定な部分を補います。

2026年4月のSDSホールディングス(1711)へのアドバイザリー投資と業務提携は、「戦略設計・投資・発信の一体実行」というエスクリプトエナジーのスタンスを示す初の案件となりました。暗号資産・AIデータセンター分野での外部企業との提携が、より大きなシナジーを生むことを望みます。

ぼく自身ホルダーとして応援していますが、投資はあくまで自己責任。中計の数字は「予想」であり、必ずその通りになるわけではないことを忘れないでください。
⚠️ 当記事は情報提供を目的としており、特定の株式の売買を推奨するものではありません。投資に関する判断はご自身の責任でお願いします。記載内容は執筆時点の情報であり、随時更新していますが最新情報を保証するものではありません。